４月６日、ワールド記念ホールで、令和４年度の入学式が行われた。会場前は、スーツ姿の新入生であふれた。式の開始前は、長蛇の列ができ、終了後も写真撮影や交流を行う新入生が多く見られた。現役合格の受験生は、高校２年からコロナ禍で過ごすなど、新型コロナの影響で行事の中止などの苦労を味わった受験生が多い。そんな受験生に話を聞いた。＜塚本光・本多真幸・昌子奈未・笠本菜々美＞

（写真：ホールの前で記念撮影をする新入生）

　農学部・男子（富山県出身）

　「講演会で著名な方もいらっしゃったし、エリートだから距離を置かれたりすることはないと言われたのが印象的だった。体育祭は中止や縮小で、修学旅行はなかった。神戸大は、経済系に強いので、専攻する分野の勉強もしながら、他の分野の勉強もやっていきたい。」

　文、理、海洋政策学部の男子３人（愛知県出身）

　「この日のために勉強したので、この日を迎えられてよかった。さすがトップ大学だなと思いました。大学生活をたのしみたいです。」

　国際人間科学部・女子（滋賀県出身）
　
　「高校の頃はコロナの影響で学園祭が中止になったり縮小されたりしていたので、大学生になってサークルや学園祭が楽しみ。高校ではチアをやっていたが、サークルはまだ何にはいるか決めていない」

　海洋政策科学部１人と工学部２人の３人組
　
　「高校の知り合いで入学式に来た。大学生になったんだと実感が湧いた。高校時代は文化祭が縮小されたり修学旅行がなくなったりしたという苦い思い出がある。大学生になって、部活やアルバイトに励みたい。テニスサークルに入ろうと思っている」
　「入学式に参加してなんとなく大学生になったんだと感じることができた。受験では共通テストの数学で絶望的な点数をとってしまったので、合格して大学に入学できて嬉しい。まだコロナの影響はあるが、前よりも世間がコロナに対応出来るようになってきたので、大学では留学にいったり、軽音などのサークルに入ったりしたいなと思っている。大学生活が楽しみ」

　農学部・女子（愛媛県出身）
　
　「まだ入るサークルは決めていない。高校時代は剣道をしていたが、大学では新しいこともしてみたい。「高校のとき、コロナで行事がなくなったのが残念だった。下宿しているので、一人暮らしが大変」

　理学部・女子（奈良県出身）

　「高校時代は、コロナで修学旅行がなくなったのが残念だった。大学では、野球やソフトボールなど運動系のサークルや部活に入りたい。一人暮らしは大変。ご飯を作る気がおきなくて…」

　経済学部男子（大阪府出身）

　「高校時代はオンライン授業だった期間があり、モチベーションを維持するのが大変だった。勉強ばっかりしていたので、運動系サークルに入ってみたい。 」

　農学部・女子（大阪府出身）

　「高校では校則で禁止だったので、アルバイトが楽しみ。部活・サークルはマネージャーに興味がある。」

　工学部情報知能学科・男子（滋賀出身）
　
　「今は受験が終わった解放感で心がいっぱい。たくさんゲームをしたい気分です。」

　工学部建築学科・男子　（兵庫県出身）

　「一人暮らしがとにかく楽しみ。塾講師のバイトがすでに決まっています。」

（写真：インタビューに答える新入生）

了