8月23日と25日にそれぞれ行われた、伝統の硬式野球三商戦と神京戦で、神戸大応援団チアが、野球部のユニフォームに似せた新しい衣装を着用。リーダーのかけ声と、吹奏楽部の演奏のリズムに合わせたパフォーマンスで、選手たちにエールを送った。応援団チアにとって3着目となる今回の衣装は、野球応援全般で着用する予定だという。弓場チアリーダー長は、「野球部との一体感が増した」と語った。<本多真幸>
(写真:硬式野球部の神京戦で、新衣装で選手たちにエールを送る応援団チア。2023年8月25日、京都市左京区の京都大学吉田キャンパスで撮影。許可を得て撮影しています)
製作に至った経緯について、チアリーダー長の弓場鈴響さん(国人4年)は、「野球部のユニフォームに憧れがあって、せっかくなら作ってみようということになった」と話す。野球部のユニフォームを作っている事業者に頼み、アイボリー色の布地や胸元の“KOBE”の文字など、ほとんど同じように作ってもらった。存在しなかった半ズボンはオーダーメイドだ。
お気に入りのポイントは、紺色と白色をベースとした、ポンと髪を留めるリボンだという。神戸大の野球部のユニフォームに対して、自分たちがイメージする色に合わせた。弓場さんは、「選手達もすごく喜んでくれて野球部との一体感が増したし、より応援に熱が入った」と満足気に語った。
2021年秋に応援団のチアが復活してから、今回の衣装は3着目。硬式野球部や準硬式野球部など、野球応援全般で着用する予定だという。
すでに始まっているところもあるが、9月から硬式野球部やアメフト部などといった体育会の、秋季リーグ戦が開幕していく。勝利を目指して熱心にプレーする選手達へ、パフォーマンスでも衣装でも進化を続ける応援団と一緒に、エールを送りたいところだ。
了
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