百年記念館でカフェ開店 運営「ずっと愛される場所に」

 10月1日の9時、百年記念館内2階で大型チェーンのカフェが開店した。国立大学内にある同チェーンは、全国で4店舗目。席数は20席弱で、店内の窓から神戸の街並みを一望できる。同チェーンとライセンス契約を結んでいる運営会社の社長は「ずっと愛される場所になってほしい」と笑顔で語った。 <奥田百合子、佐藤ちひろ>

(写真:開店前から客の列ができていた。2024年10月1日9時1分撮影。以下すべて百年記念館で)

 百年記念館内2階で大型チェーンのカフェが開店した。店内は開放的な雰囲気で、大きな窓から神戸の街並みを一望することができる。席数は20席弱だ。同チェーンとライセンス契約を結んでいる運営会社の社長によると、国立大学の構内で同チェーンの店舗が運営されるのは、名古屋大、東大、筑波大に続き、神戸大が4店舗目となる。

 開店前から列ができていた。開店直後は多くの客でにぎわっていてほぼ満席になったものの、午前は常に混み合ってはおらず、時間によっては空席が目立つときもあった。

 また、カフェの外にある百年記念館の階段に座り、景色を楽しみながらドリンクを飲む客も多くいた。

(写真:階段に座り、カフェのドリンクを飲む客ら。2024年10月1日10時50分撮影)

 深夜の0時から開店待ちをしていたという神戸大の男子学生(農・2)と京大(工・2)の男子学生2人は、「どんなことでも1番になるのが好き。大事な授業があったけど、天秤にかけて(カフェに)来た。8時半くらいから他のお客さんが来たから始発でも間に合ったけど、(昨日の)終電で来ました」と笑った。

 財務部財務企画課によると、カフェの従業員の約7割は神戸大生だという。アルバイトの学生(営・2)は、「高校の横に(同チェーンの店舗の)カフェがあり、ずっと利用していたので憧れあった。大学に来るって聞いて、条件が合ったので応募しました」と話した。また別の大学に通うアルバイトの学生は、「研修をやりながら、この日をずっと楽しみにしていたのでうれしいです」と話した。

(写真:カフェ前の様子。2024年10月1日11時10分撮影)

 カフェを運営している会社の開発担当は、「大学と出店するまでいろんな条件や建築などの設計の打ち合わせをしました。学生に喜んでもらえるような店づくりを心がけている」と話した。

 同社の社長は、「神戸大学を選んだのは、景色です。(神戸大の)学長が、『この景色のところに学生が集まるところを作りたい』とリーダーシップを発揮した(から開店することができた)。活気があってみんなニコニコしていて、周りの方もいらっしゃって、住民と大学が一つになる場所。ずっと愛される場所になってほしい」と笑顔で語った。

 カフェの営業時間は下記の通り。

月~金 8:30~19:00

土   9:00~17:00

日・祝 定休日

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