「医学部教授選で不正」の怪文書、調査委設置 毎日新聞が報じる
十一月に行われた神戸大医学部の第一外科の教授選で不正工作が行われたとする怪文書が出回ったため、同学部は調査委員会を設置したことがわかった、と毎日新聞が伝えた。【十二月二十一日 UNN】
毎日新聞が報じたところによると、第一外科の教授選立候補は今年一月に締め切られ、他大学外出身者を含む八人が立候補。選考委員会の審査と今年十一月の教授会の投票で、神戸大出身の助教授が当選となった。この直後、候補者絞り込みの過程で不正工作が行われたとする怪文書が出回り、同学部は混乱を防ぐため調査委員会の設置を決めた、という。同紙は、調査委員会は同学部の教授五人で構成され、関係者からの事情を聴く作業などにあたる。不正工作への関与があったとされている人物らから事情を聴き、事実確認の作業をするとみられる、と伝えている。
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