神戸文化ホールで、神戸大グリークラブが定期演奏会を行い、ミサ曲などの多彩なハーモニーにOBや部員の家族など五百人以上の人が聴き入った。【十二月九日 神戸大NEWS NET=UNN】
この日の舞台は四ステージで構成された。三ステージでの演奏会が主流だが、「四ステージにこだわってこそグリー。これまでも、これからも四ステージ構成という伝統は続けて行きたい」と部長の谷山秀幸さん(国文・三年)は意欲的。ラテン語曲や日本語曲など多彩なハーモニーに聴衆は満足そうだった。
特に第三ステージ目の「おらしょ(御誦)」は、斉田好男さんによる客演指揮で演奏され、力強い歌声が冬の夜空に響いた。「クラブとしての雰囲気を作っていくのに苦労した。今終わってみて、やっと肩の荷が下りたという感じ。でも一月かのら六月の演奏会に向けての練習や、四月からの新入生勧誘など、やることはまだまだある」と、今後の抱負を語った。
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