快晴の下、六甲台キャンパスを舞台に六甲祭が開幕。朝から多くの人が詰めかけた。【十一月八日 神戸大NEWS NET=UNN】
「万華鏡~まわしてごらん~」というテーマで始まった今年の六甲祭。正門前には次々とバスが到着し、家族連れや他大学の学生など多くの人が集まった。前庭や六甲台グラウンドには百三十三店舗の模擬店が並び、第一学舎正面、六甲台グラウンドなどにステージが設けられた。
午前十一時に始まった前庭ステージでのオープニングセレモニーでは、実行委員長の大喜太伸也さん(営・三年)があいさつ。そしてメインステージ、中庭ステージなどでさまざまな企画が始まった。
前庭ステージでの神戸大応援団総部の園遊会では、女装企画や武道系サークルによる演武などで人が絶えなかった。階段ステージでは神戸大軽音楽部や阪大ザ・ニュー・ウエィヴ・ジャズ・オーケストラなど多数のバンドが曲を披露し、階段は音楽に聞き入る人たちで一日中埋め尽くされた。
またメインステージでは「アマチュアバンドコンテスト」、中庭ステージでは放送委員会による「KING OF STAGE」が行われ。それぞれ盛り上がりを見せた。
室内でも多くの企画が行われた。第一学舎では文化系サークルやゼミを中心とした屋内企画が三十あまり軒を並べた。六甲台講堂では北野誠らによるサイキックバトルトークショーが行われ、約一千二百人が詰めかけ大いに盛り上がった。
夕暮れが近づくとほとんどのイベントが終わり帰る人も増える中、午後五時から前庭ステージで頌栄短期大のハンドベル演奏が始まった。冷たい風が吹くなか始まった演奏には多くの人が詰めかけ、ベルの澄んだ音色に酔いしれた。
この日は学外から多くの人が訪れた。大阪から来たという高校生は「他の大学祭にも行ってきたんですけど、神戸大学の学祭は人が多くてびっくりしました。今日はパターゴルフもして楽しかったです」と満足そう。
九日にはミス神大コンテストや山下久美子のプロコンサートなどが予定されている。
【写真】晴れわたった秋空のもと六甲祭が開幕。各イベントはにぎわいをみせた。(11月8日午後3時 六甲台第一学舎前庭の応援団ステージで。 撮影=堀江悟)
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