関西学生ラクロスリーグ戦が伊丹スポーツセンターで開幕。男子では神戸大、女子では武庫女大がそれぞれ初戦を飾った。【八月二十四日 UNN】
きびしい太陽の光の下、男子の初戦、神戸大対立命は取ったら取り返すという、見ごたえのある試合になった。
第1Qはお互いのゴールまで攻め込むが、詰めが甘くなかなか得点が入らず、終了間際に神戸大の高木(工・四年)がきれ込んでシュートし得点したのみ。
第2Qの十分、立命の森本(営・四年)がハーフライン手前からロングラン。そのまま持ち込んでシュートを決め、同点。十八分に神戸大の新田(国文・三年)が走り込んでのスピードあるシュートで勝ち越し。結局前半は2対1で神戸大の一点リードで折り返す。
第3Qは前半と同様にディフェンスが踏ん張って、互いに1点しか取れない。
試合を左右したのは両校のスタミナの違いだった。第4Q明らかに立命の運動量が落ちる。そこをすかさず神戸大がつき、まず九分、主将の斉木(経・四年)が立命ディフェンス陣の不意をつく絶妙なシュート。点差を二点とする。続いて十三分、綿(工・三年)がロングシュートをゴール左上に決め試合を決定づけた。さらに十七分にも加点し、4点差。立命もメンバーを変えて反撃するが、望月(政策・四年)の得点の一点におわり、6対3で神戸大が順当に勝利。
神戸大の主将の斉木選手は「開幕戦だけあって少し緊張したが、徐々にリズムに乗れてきた。相手も手ごわくなっているし、これからも気を引き締めていかねば」と、まずは初戦を勝ってホッとした表情。負けた立命の望月選手は「こんなもの」とポツリ。
【写真】関西学生ラクロスリーグ戦、神戸大は立命との激しい攻防の末、初戦を飾った。(8月24日午後3時 伊丹スポーツセンターで 撮影=末澤圭太)
●関西学生ラクロスリーグ戦開幕戦(8月24日・伊丹スポーツセンター)
▽女子1部
武庫女大 7 4-2 3 甲南女大
3-1
▽男子1部
1Q 2Q 3Q 4Q 計
神戸大 1 1 1 3 6
立 命 0 1 1 1 3
了