十一月八日（土）、九日（日）に行われる神戸大の学祭「六甲祭」、六月頃から始めた階段装飾も七月十八日には完成し、着々と準備は進んでいる。【七月二十四日　神戸大NEWS　NET＝ＵＮＮ】

　一年生へのアンケートなどをもとに、約五十の案の中から選ばれた今年のテーマは「万華鏡～まわしてごらん～」。去年の「ろっこうおしよせけっこうしあわせ」のように語呂合わせのような案もみられたが、今年は違うものを目指そうという六甲祭実行委員会の方針から外した。
　実行委員会副委員長兼広報局長の横山由紀さん（文・三年）は「日常生活はいろんな要素からできていて、万華鏡を回すと模様が変わるように、ちょっと考えを変えるとガラッと世界が変わって見えるもの。いつもと違う自分を発見して、自分の手でいろんな視点を持てるような、そんな学祭にできれば」と話す。
　今年から赤痢検査がなくなり、模擬店を対象として実施している病原性大腸菌Ｏ－１５７の検査費用が、去年と比べて値下げされることになった。去年は保健所で行い、一団体あたり三千三百六十円だったが、今年は予防医学協会が行い、二千六百円に値下げされる。

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