阪神・淡路大震災30年関連の活動にご協力いただきありがとうございました。
私たちニュースネット委員会は、2025年1月17日を中心に、阪神・淡路大震災30年関連で、4つの主催行事、取材報道活動を行いました。
多くのみなさまにご来場、ご協力いただき、ありがとうございました。
こうした活動で、大切な先輩方や、教職員の命を奪った30年前の惨禍を、少しでも伝えることができたのではないかと考えております。
震災を契機に設立されたニュースネット委員会は、今後も事実を伝え、記録を残す活動を続けていこうと、部員一同、心を新たにしております。

【主催行事】
▽2024年12月11日(水)
トークセッション「工学部一年生が見た阪神・淡路大震災」の主催
(協力:神戸大学校友会、KTC神戸大学工学振興会)
▽2024年11月21日(木)〜1月31日(金)
写真パネル展「あの日、壊れた街 六甲道・深江・三宮…」の主催
(協力:神戸大学校友会)
【取材・報道活動】
▽2025年1月8日(水)
Web連載「慰霊碑の向こうに」<新規2本>のアップロード
▽2025年1月17日(金)
神戸大学慰霊献花式(六甲台会場)のオンライン配信
(協力:大阪芸術大学ジャーナリズム研究会)

(写真:パネル展前期<鶴甲第1キャンパスSkyラーニングコモンズ=左、百年記念館1階ホール>)
《トークセッション 「工学部一年生が見た阪神・淡路大震災」》
発災当時、工学部1年生だった神戸大学都市安全研究センター・近藤民代教授が、被災した街で何を目撃し、何を感じたのかを、会場の学生たちに語りかけました。聞き手は元アナウンサーの住田功一さん(経営学部卒)。現在の神戸大の防災・減災教育の第一人者と、NHKで神戸からの第一報を伝えた取材者のセッションでした。
日時:12月11日(水)17時〜19時
場所:工学部 C2棟 201教室
《写真パネル展「あの日、壊れた街 六甲道・深江・三宮…」》
前期展では、キャンパス周辺や三宮の被災の状況を、震災を知らない学生がどう見つめるのか。約20枚の写真パネルを学内で最も学生が多く集まる場所で展示しました。
後期展では、大学文書史料室主催の特別展の会場[百年記念館]で、一般市民のみなさんにもご覧いただくことができました。
▼前期展示
日程:11月21日(木)〜12月13日(金)平日の8時から20時
場所:鶴甲第1キャンパス Skyラーニングコモンズ
▼後期展示
日程:12月16日(月)〜2025年1月31日(金)
場所:神戸大学[百年記念館]1階展示ホールに移して
《Web連載「慰霊碑の向こうに」》
兵庫と静岡の2組のご遺族に10月と11月にインタビューを実施。ロングインタビュー2件を、新たにニュースネットの連載サイト( https://x.gd/ENIv0 )に追加掲載。1月8日にアップロード。
《慰霊献花式の配信》
2025年1月17日の六甲台第1キャンパスで行われる慰霊献花式の模様を、正午から配信。神戸に来ることができない学生のご遺族や学内にいながら参列できない学生・教職員に配信しました。一般市民も視聴できます。
このほか、大学文書史料室主催の特別展「1995.1.17 ―神戸大学震災犠牲者の追憶―」(https://x.gd/Wigii )に、遺族インタビューの素材や画像を提供しました。

(写真:近藤民代教授のトークセッション 2024年12月11日午後)
私たちは、震災30年の1月17日に向けて、多くの学生に「SNSの情報を通じて震災を知るきっかけを作ってもらおう」という目標を立て、「#あの日を知ろう」をテーマに、学内各所にポスターを掲出し、X(旧Twitter)を発信しました。
神戸大の発表によると、1月17日の六甲台慰霊前での献花式の参列者は、遺族、大学関係者、学生、一般市民含めて250人で、コロナ禍前の震災25年と並ぶ数でした。
私たちは、今後も、阪神・淡路大震災の原点を知ることが、未来に備える礎になると考え、伝え続けていこうと思います。
(写真下:学内約20か所に掲出されたポスター 鶴甲第2キャンパスで)

了
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