4月29日の近畿野球リーグ2部で、神戸大が大阪観光大を5−3で降し、2部優勝に大きく近づいた。30日の試合で勝つと神戸大の優勝が決まる。引き分けると、現在3位の大阪大谷大の戦績次第になる。<取材班>

(写真:4月29日の試合で大阪観光大を降し優勝まであと1勝となり、スタンドの声援を受ける神戸大学ナイン)
リーグ規約では、勝ち点が勝つと3ポイント、引き分けで1ポイント付く。勝ち点で並んだ場合は勝率で、それも同率なら対戦勝率で順位が決まる。
この日の試合で、4月29日試合終了時点の勝ち点は神戸大18、大観大14、大阪大谷大13となった。3チームとも翌30日の2回戦と、順延になったもう1試合の2試合を残している。神戸大の優勝の行方は?
●きょう30日に勝つと優勝
神戸大が、30日の同カード2回戦に勝つと勝ち点は21に。大観大は14のまま。現在3位の大谷大が残り2試合に勝っても勝ち点19なので、神戸大の優勝が決まる。
●引き分けると大谷大の戦績次第に
神戸大が、30日に引き分けると、勝ち点は19になる。大観大は最終戦に勝っても18で及ばない。しかし、大谷大が残り2試合に勝つと勝ち点19になって神戸大と並ぶので、勝率の差で優勝争いが決まる。
●連敗すると大観大か大谷大に
残り2試合に神戸大が連敗した場合は、勝ち点は神戸大18のまま。大観大と大谷大の結果で優勝校が決まる。
大谷大が連勝すると勝ち点19で、優勝の可能性が出てくる。
ただ、大観大が残り試合を連勝すると勝ち点20となり、大谷大が連勝しても勝ち点19なので、大観大の優勝が決まる。
大谷大が残り1勝1敗か連敗の場合は、神戸大が勝ち点で上回るが、大観大が最終戦も勝つと、勝ち点20で優勝に躍り出ることになる。
了
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