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落研「水無月寄席」がドドンと開幕 25日(水)まで鶴1で
- 2025/6/16
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神戸大落語研究会の「水無月寄席」が、6月16日に始まった。初日のきょうは、落語のほか、フリップ芸やお囃子紹介も行われ盛り上がった。木、金、土、日を除く25日まで実施される。落研の現3年生にとっては最後の学内寄席になる。<奥田百合子、篠原大晴、成瀬泉>

(写真:高座に上がった甲家稍音。2025年6月16日12時27分、以下すべて鶴1キャンパスM101で撮影)
お昼休みの鶴甲第1キャンパスのM101休養室。「水無月寄席」が力強い太鼓の音とともに開幕した。
最初は10人ほどだった観客も、少しずつ増え、終盤は弁当を食べながら見る観客もいて、20人を超える学生が集まった。

(写真:仕草で観客を物語の世界に引き込む甲家稍音。 2025年6月16日12時45分撮影)
この日の題目は、甲家稍音さん(国人・3年)の『ろくろ首』。
高校生の時のサッカー部の話を枕に、客の興味をつかんでいった。器量良しの女との縁談話に乗ったものの、夜の床で首が伸びるのを目撃し驚く場面ではおおいに盛り上がった。
お囃子紹介との間では、司会を務めたみなと家うしおさん(工・2年)がフリップ芸を披露した。神戸大での生活に潜む英単語の語呂合わせで、会場の笑いを誘っていた。

(写真:フリップ芸に会場からは笑みが溢れた。 2025年6月16日12時50分撮影)
この日はお囃子紹介も行われた。可愛家ねるね(経営・3年)さんと、可愛家おれお(文・3年)さんらが、三味線や太鼓、拍子木や、四助(鉦=かね)を披露し、「ミッキーマウスマーチ」、「ダーク」などを軽やかに演奏した。

(写真:お囃子を演奏している様子。 2025年6月16日12時56分撮影)
寄席を見に来た、北川逢佑さん(営・1年)は、「おもしろかった、特にフリップ芸が印象に残った」と話していた。
今回の寄席は、3年生にとって最後の学内寄席になる。『ろくろ首』を披露した甲家稍音さんは、「1回生の時に初めて披露したネタが『ろくろ首』で、最後にこれで締めようと思った」という。「せっかく来てもらっている以上、お客さんに笑って帰ってほしい」と明日以降の意気込みも語った。
「水無月寄席」は6月16日(月)〜18日(水)、23日(月)〜25日(水)まで開催。落語研究会は現在、三味線担当の部員を募集中だ。
了
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