「駅中広告」や「ロゴ入りタオル」 旧三商大の応援団がPR作戦

 6月21日に行われた神戸大、大公大、一橋大の応援団による「旧三商大戦 応援団應援部合同演舞演奏発表会」。今年は、JR三ノ宮駅構内のデジタルサイネージ広告を掲出したり、オリジナル「シンボルロゴ入りタオル」を制作してPR作戦を展開した。費用はクラウドファウンディングでまかなった。<取材班>

(写真:クラウドファウンディングで制作したシンボルロゴ入りのタオル 2025年6月21日午後)

 尼崎市アルカイックホール「オクト」で6月21日、神戸大学応援団総部、大阪公立大学応援団、一橋大学体育会應援部による「旧三商大戦 応援団應援部合同演舞演奏発表会」が行われた。
 旧制「神戸商業大」、旧制「大阪商科大」、旧制「東京商科大」の伝統を引き継いだ定期戦は、通称「旧三商大戦」といわれているが、正式名称は「三大学体育大会」。1961年に新規約のもと再スタートして、今年で第65回を迎えた。

 今年の「旧三商大戦 応援団應援部合同演舞演奏発表会」の主幹校・神戸大応援団総部は、創部65周年を記念して、5月下旬から、「応援団文化を広めたい」「三商大戦の認知度をあげよう」と、三宮の鉄道駅に広告を出すことやオリジナルグッズを制作すること企画し、クラウドファウンディングを実施した。
 5月24日にクラウドファウンディングの「キャンプファイアー」サイトで募集を開始し、31日に締め切ったところ、85人から75万6500円が集まった。

(画像:クラウドファウンディング「キャンプファイアー」サイトの画面)

 この資金を元に、6月上旬からJR三ノ宮駅構内のデジタルサイネージに広告を掲出。多くの人の目に触れた。
 デジタルサイネージには、「伝統を繋ぎ 革新を掲げて」というキャッチコピーに続いて、3つの大学のリーダーやチア部員、吹奏楽団部員らの活動の様子が映し出される内容。
 最後に、「集え、旧三商大応援団應援部」「三商大戦」というクレジットが表示される。

(写真上:デジタルサイネージの最初の画面、写真下:最後の画面 いずれも画像の一部を加工しています)

またオリジナルタオル、フェイスシールも制作。「旧三商大戦 応援団應援部合同演舞演奏発表会」の会場では、来場者がこのタオルを掲げて、盛り上がった。

 神戸大応援団の笠置涼団長は、「昨年作成したロゴを少し改訂して取り入れた」、「駅の広告を見たよという声もいただきました。多くの方々にご支援をいただいたことに感謝します」と、一連のピーアール活動に手応えを感じている。

(写真下:デジタルサイネージに表示された広告 いずれも画像の一部を加工しています)

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