六甲台第2キャンパス中央部の南端で、4階建ての新校舎「情報価値創造教育棟」の建設が進んでいる。2025年11月末に完成予定で、V・schoolと、今春新設されたシステム情報学部が入る。中央部は三角形のガラス張りで、「交流や共創の場を創出できる」(工・システム事務部)明るい新校舎になると期待されている。<編集部>

(写真:建設が進む情報価値創造教育棟 左:5月27日撮影/中:6月9日撮影/右:8月4日撮影)
六甲台第2キャンパスの工学部と百年記念館の間で、「情報価値創造教育棟」の建設が進んでいる。
5月にはまだ鉄骨が組み上げられる状態だったが、6月には全体が足場と養生シートに覆われて全体像が見えてきた。
情報価値創造教育棟は、中央部分が海側に三角に突き出た形になっているのが特徴。7月28日の写真を見るとそのフォルムがよくわかる。

(写真:7月28日撮影の情報価値創造教育棟 三角に突き出たフォルムがよくわかる)
地上4階建てで、1階にはV・schoolが入り、2階~4階はシステム情報学研究科・システム情報学部が使用する。
建物は2025年11月末に完成予定。使用開始については、工・システム事務部では「什器や機械類の関係により現在調整中」(7月中旬現在)としているが、システム情報学部関係者は「2026年度からは、新しい校舎で学部生たちが学べるはず」と、新校舎の完成に期待を寄せている。
同事務部の担当者は、「建物の各階にラウンジやホワイエコモンズが設けられ、交流や共創の場を創出します。また建物の中央部分は三角形のガラス張りとなっており、吹き抜けや階段が設けられ、神戸の街並みや海が眺望できる開放的な空間となっています」とコメントしている。
鶴甲第2キャンパスの百年記念館吹き抜け、瀧川記念館、六甲台第1キャンパスのアカデミア館テラスなどと並んで、大阪湾を見下ろす新しいビュースポットにもなりそうだ。
(写真下:情報価値創造教育棟の完成予想図。工・システム事務部提供)

了
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。