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- 震災31年 深江キャンパスで献花式「あの揺れは経験した人にしか分からない」伝聞の重要性を強調
1月16日、神戸商船大(現・神戸大海洋政策科学部)の震災犠牲者慰霊碑がある深江キャンパスで阪神・淡路大震災の慰霊献花式が行われた。式には平山勝敏研究科長をはじめとする教職員や一般参列者を合わせて約30人が参列した。研究科長は「あの揺れは経験した人にしか分からない」と語り、震災の記憶を語り継いでいく重要性を強調した。<ニュースネット取材班>

(写真:白菊の花が手向けられた慰霊碑。2026年1月16日12時45分ごろ、深江キャンパスで)
深江キャンパスで行われた献花式は、震災で犠牲となった神戸商船大(現・神戸大海洋政策科学部)の学生5人(うち留学生1人)、研究員1人の計6人を追悼する。神戸商船大学犠牲者慰霊碑は震災で倒壊した旧神戸商船大の正門の石柱で作られており、亡くなった6人の名前が刻まれている。
共通テストの準備が行われていることもあってか、この日のキャンパスに学生の姿はまばらだった。式典では1分間の黙祷のあと、献花が行われた。平山勝敏研究科長、教職員に続いて一般参列者が花を供え、あわせて30人近くが慰霊碑に手を合わせた。参列者は教職員が多くを占めていた。

(写真:黙祷する海洋政策科学研究科の教職員ら)
平山研究科長は阪神・淡路大震災のあった1995年の4月に神戸大に着任した。震災後の深江で多くの家が潰れている光景を覚えているという。献花を終えた研究科長は「震災から31年が経ったが、当時の光景を未だに思えている。あのときからこんなに年月が経ったのか、と毎年思う」と語った。学生の関心について尋ねると、「震災についての伝聞はあるが、当時のあの揺れや惨状は経験していないと分からない。我々はこれから起こる大きな地震にも備えていかなければならず、そのためには震災の記憶を伝えていかなければいけない」と答えた。

(写真:献花する平山研究科長)
海洋政策科学部総務課の村田明子さんは、「黙祷中は犠牲となった学生たちに思いをはせていたが、実は自分も震災をじかに経験したわけではない。今の若い人にとって震災といえば、東日本大震災を思い浮かべる人が多いのではないか」と述べた。
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