京大にサヨナラ負け喫す 第51回硬式野球「神京戦」 

  3月14日午後、京大吉田グラウンド(京都市左京区)で行われた第51回 硬式野球「神京戦」は、追いつかれてはその都度かわしていた神戸大は京大に土壇場でひっくり返され、5対6のサヨナラ負け。優勝杯は京大の手に渡った。戦績は神戸大の28勝21敗2分。<取材班>

(写真:サヨナラの幕切れ。整列してあいさつする神戸大ナイン 2026年3月14日1 5時39分 京大吉田グラウンドで)

 風が冷たい京都市左京区の京大吉田グラウンド。第51回を迎えた弥生の決戦、硬式野球「神京戦」は、粘りの京大がサヨナラ勝ちを収め、ベンチでは喜びの声が弾けた。一方、追いつかれてはその都度リードしていた神戸大ナインは肩を落とした。戦績は神戸大の28勝21敗2分。

《第51回 硬式野球「神京戦」》
 神戸大 101 000 300  =5
 京都大 010 000 302×=6
  戦績は神戸大の28勝21敗2分
  (2026年3月14日 @京大吉田グラウンド)

1回表、神戸大が先制

 神戸大は1回表、先頭打者・友金が右中間ヒットで出塁。4番・池上の犠牲フライで友金が帰って、幸先の良い先制の1点をつかんだ。

(写真:4番・池上の犠牲フライで先制の1点)

 京大に1点を返されて1対1で迎えた3回表、神戸大は先頭の大内が2塁打、2番・大坂の送りバントで1、2塁に。そこで三番・米田のショートゴロの間に大内が帰って2対1と再び引き離した。

(写真:3回表、先頭の大内が2塁打を放つ)

 4回表、先頭の有本がライト越えの2塁打を放ち、7番・松山の内野安打で1死1、2塁とするもあとが続かず無得点。
 6回表は2死1塁の場面で7番・松山が左前ヒットも、またも後続がなく無得点に。

 7回表に神戸大が3点追加 京大はその裏に3点返す

 7回に神戸大は大きなチャンスをつかむ。相手投手の2つの死球、四球などで1点を追加。さらに2死満塁の場面で、6番・保田のセンター前ヒットで2人がホームを踏んで、神戸大はこの回3点を追加。5対1で京大を突き放したかに見えたが、7回に京大が3点を返し再び1点差と、いやなムードに。

(写真:7回表、保田のセンター前ヒットで米田がホームにかえって5点目。京大を振り切ったかに見えた)

9回裏 盗塁、悪送球そしてスクイズで神戸大崩れる

 8回表、9回表と神戸大は三者凡退。
 そして、9回裏、1点を追う京大最終回の攻撃は、坂井が左前ヒットで出塁。その後、代走・西塚が盗塁。続く藤巻の送りバントに神戸大の悪送球が出て揺さぶりをかける。
 そこに、8番・山下が四球を選び、無死2、3塁の場面。9番・神作(かんさく)がスクイズを成功させ、サヨナラ勝ちを収めた。追いつかれてはその都度リードしていた神戸大は土壇場で足元をすくわれた。

(写真:9回ウラ、京大の9番・神作がスクイズを決め、サヨナラ)

【是澤天晴(てんせい)主将の話】
うちがリードしていたのに、終盤でこちらのミスから負けた。嫌な負け方をした。課題は、勝負強さ。そして山場の守りにある。取らねばならないところでの粘りだ。一刻も早く、改善して春リーグに臨みたい。

【藤田晋太郎監督の話】
中盤に点を取りきれなかった。走塁やサインミスもあった。最終回、先頭のヒットはしょうがなかったが、そのあとのスチール、バントの処理など、粘りがなかった。

          ◯              ◯

(写真:神戸大リードに応援団の声も弾む)

 1971年(昭和46年)に始まった 硬式野球「神京戦」。リーグ分裂で、官立の伝統2校が2度と対戦することがなくなるのを惜しんだ両校応援団の思いも込められている。
 「神京戦」では、両校応援団のエール交換も見どころだ。

(写真:外野にスタンドがないため、グラウンドの両端に陣取った応援団がエールを交換)
(写真下:試合後には、野球部員、応援団の団員が集合写真を撮影。両校の友情は続く)

▼関連記事(過去の戦績)=「春の決戦!硬式野球『神京戦』 3月14日(土)京大吉田Gで」(2026年3月9日)

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