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- 応援団総部が35周年誌発行
この五月に応援団総部、翔鷹会、吹奏楽部OB会から、記念誌「神戸大学応援団総部の35年」が刊行された。神戸大の資料、震災の記録としても、貴重な資料となっている。【八月六日 神戸大NEWS NET=UNN】
「神戸大学応援団総部の35年~60年安保から阪神大震災まで」は今年の五月三十一日に発行され、応援団総部のOBや現役部員、各関係者、図書館などを中心に配られた。
内容はOBらによる寄稿が中心となっており、ほかにも応援団総部三十五周年記念式典の模様、過去の新聞や関係誌からの抜粋などが掲載されている。さらに震災関係では、亡くなった第三十五代応援団長の高見秀樹さんの父親、第三十三代吹奏楽部の工藤純さんの両親による震災対策本部への手紙が掲載され、当時の痛みを蘇らせる貴重な資料となっている。
翔鷹会事務局によると、同紙は応援団総部の関係者向けに五年ごとに発行されてきたが、震災をきっかけとして、五十周年を迎える前に年表を今のうちに固めておきたいという意向から、発行を予定から一年ほど遅らせながらも、多くの人が読める今回の形での発行になったという。
購読希望などの問い合わせは、〒541大阪市中央区高麗橋2-4-13 日本フェース株式会社内 翔鷹会事務局 電話06-203-7521まで。頒価千円。
了