関西学生ラクロスリーグの最終戦が金岡公園陸上競技場で行われ、関学が女子では甲南女大を、男子では同大を破って共に全勝優勝を果たした。
【十一月二十四日 UNN】
男子の試合は、一敗の同大にも逆転優勝の可能性があるため、勝った方が優勝という大一番となった。
試合終了の瞬間、関学メンバーはフィールドに駆け寄り喜びを爆発させる。スタンドにもあいさつし、応援客とともに「空の翼」を合唱した。田川康介主将は「伝統というプレッシャーがあったので、勝ててうれしい。今年は一点差ゲームが多かったが、メンタルトレーニングをしていたので負けていても平常心で戦うことができた。全日本では去年(準優勝)よりいい成績を残したい」と興奮の冷めない表情で話した。
女子はすでに関学が優勝、同大が二位と決まっていた。そのため注目は関学が全勝優勝を決められるかにかかっていた。その関学だが、開始直後二点を先制すると、完全にリズムをつかむ。甲南女大も粘りをみせたが、関学が最後に5-3から三点を連取し決着をつけた。
これで男女とも、関学が全勝優勝、二位に同大がつけるという結果となり、これら二校が全日本選手権出場となった。一回戦は十二月六日、関西1位の関学が関東二位と宝が池球技場で対戦する。同大は同日、関東で関東一位校と戦う。
●関西学生ラクロスリーグ最終日(11月24日・金岡公園陸上競技場)
▽女子
関学 8 4-2 3 甲南女大
(7勝) 4-1
▽男子
関学 3 3 0 3=9(7勝)
同大 3 1 1 1=6(5勝2敗)
▽女子最終順位
1位 関学
2位 同大
3位 武庫女大
4位 桃山大
5位 甲南女大
6位 園田女大
7位 神戸大
8位 関大
▽男子最終順位
1位 関学
2位 同大
3位 神戸大
4位 関大
5位 甲南大
6位 大院大
7位 立命
8位 大院大
▽女子最優秀選手
C 喜多純子(関学)
▽男子最優秀選手
AT 千田居徳(関学)
了