第五回青雀旗争奪全国大学対抗麻雀選手権大会が十月八日にオーバルホールで開催された。八十六チーム（うち四チーム棄権）百七十二人が出場し、静岡理工大が優勝、神戸大は四位にはいった。【10月8日　ＵＮＮ】


　体育の日に頭のスポーツである麻雀を行うと趣旨で開催された今大会は、第五回という節目を迎えたこともあり、中国から広州体育学院大学の選手を迎えた。また昨年よりも出場者は増えたが、女性の出場者は減っている。
　各地区での予選を勝ち抜いてきた選手達は、半チャンを三回行いその結果、上位四チームが決勝に進出する。決勝には流科大、富山大、神戸大、静岡理工大が進出した。
　優勝は静岡理工大、二位に富山大、三位に流科大、四位に神戸大となった。

　神戸大の堀川真一さん（経済・四年）は「ゲンかつぎで發を大事にした。決勝では一回だけ失敗をして、相棒の足を引っ張ってしまった。」と悔しそうに話した。他の関西の大学では九位に関学が入っている。

　「途中までは調子よかったけど、最後はバテて決勝進出を逃してしまった」と関学の佐藤広樹さん（総政・四年）。主催者の佐々木修さんは「去年よりも服装がよくなった。やっぱりこういう大会に来る人というのは麻雀のマナーを心得ている。こういう大会ではコンスタントに点数を重ねることが出来る人が勝つ」と熱っぽく話した。
　今回最下位に終わった阪大の山田幸弘（工・基礎工・院）は「一昨年に出場したときには九位だったので、その順位を上回ることを目標にしてきたが、全然だめだった」と悔しがるものの「負けはしたけど、楽しかった」と笑顔。