アメフット関西学生の試合が十月十五日、西宮スタジアムで行われた。神戸大は7-49で関学に敗れ、立命、京大、関学の三強を倒すことはできなかった。【10月15日 UNN】
「下剋上」は起きなかった。「打倒三強」を掲げながらも京大、立命に敗れ、崖っぷちで迎えたこの関学戦。しかし矢野ヘッドコーチが「点差通り」と言うように、実力差がはっきり出た試合となった。ディフェンスはタックルミスが目立ち、関学RB大谷、三井らのランプレーを止められない。反則もからみ、七本のTDを許した。
オフェンスも、関学ディフェンスラインの激しいラッシュを受け、辛い戦いを強いられる。負傷退場の林に代わって出場したQB吉野を軸に、次期エースランナーの期待がかかるRB坂東、大月らのランで小刻みにヤードを稼ぐしかなかった。第三Qに吉野からRB沖本へのパスでTDを奪ったが、その一本が精いっぱい。最後まで神戸大の波が来ることはなかった。
神戸大はこれで四戦全敗。一部残留に向け、これからは苦しい戦いとなる。網本主将の言うように「残り三戦は全部勝つ」覚悟で挑まなければ、二部チームに下剋上を起こされることになる。
●アメフット関西学生(10月15日・西宮スタジアム)
神戸大 0 0 7 0=7(4敗) 関 学 7 14 14 14=49(4勝)
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