サイテーション・インデックスで知られる米ISI社が、日本の大学や研究機関の実力ランキングをまとめた。総合で神戸大は十四位【4月6日 UNN】
毎年ISIは、二十二分野ごとに引用の多い論文二千を選ぶ。八十一年から九十八年までの合計約七万七千本のうち、日本人による約三千本を分析、引用の多い論文数を大学・機関別に集計した。
世界的に日本は、論文数でのシェアに比べて、引用の多い論文のシェアはまだ低いが、生物学・生化学四位の神戸大では、西塚泰美学長のたんぱく質リン酸化酵素Cキナーゼの発見に関する論文が貢献している。
詳細は、九日発行の『大学ランキング2002年版』(朝日新聞社)に発表される。
●論文引用度 大学・機関別ランキング
▽総合
順位 機関名
1 東大
2 京大
3 阪大
4 東北大
5 名大
6 東工大
7 NTT
8 九大
9 理化学研究所
10 筑波大
北大
12 宇宙科学研究所
13 広島大
14 神戸大
15 国立がんセンター
16 慶大
17 千葉大
18 岡崎国立共同研究機構
大阪バイオサイエンス研究所
日亜化学工業
▽臨床医学
1 京大
2 東大
3 阪大
4 筑波大
5 自治医科大
九大
武田薬品工業
8 慶大
9 北大
10 千葉大
▽生物学・生化学
1 京大
2 東大
3 阪大
4 神戸大
5 九大
6 北大
7 岡崎国立共同研究機構
8 慶大
9 筑波大
名大
宮崎医大
▽物理学
1 東大
2 東北大
NTT
4 京大
5 日亜化学工業
阪大
7 東工大
8 筑波大
9 名古屋大
10 NEC研究所
▽物質工学・冶金学
1 東北大
2 東工大
3 阪大
4 九大
5 京大
6 大府大
NTT
8 東大
9 北大
無機材質研究所
1981~98年、ISI調べ
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