平成十三年度育友会懇談会が六月十六日、六甲台講堂で開催された。会場に集まった約三百五十人の保護者は真剣な表情で理事長や学長の話に聞き入っていた。【6月16日 神戸大学NEWS NET=UNN】
六甲台講堂で行われた全学懇談会では上原口弘理事長が「育友会は影の存在、父兄の支援がないとサークルの予算も出ない。育友会の発展にこれからも尽くしていきたい」とあいさつ。
続いて野上智行学長が「卒業後も神戸大で学んだ最先端の知識、技術をいかすことができる国際社会にも通用する人材を育成していきたい」と力強く話すと、大きな拍手が会場を包んだ。その後も加藤征史郎学生部長が冗談を交えて学生生活についての講話を行うなど、終始、和やかな雰囲気で懇談会は進行した。
後半は各学部のキャンパスに会場を移して学部別懇談会が行われた。経営学部では榊原茂樹学部長が実学を重視する同学部の伝統を説明した。参加した経営学部の男子学生の保護者が「とても意義のある話が聞けた」と話した通り、大きくうなずく保護者の姿も見られた。
懇談会の責任者、入江章夫・学生課総務掛長は「懇談会は保護者に大学を紹介する場だと考えている」とその役割を話した。
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