近畿学生野球秋季リーグの最終節第1回戦、神戸大-奈良大戦が10月13日、南港中央球場で行われた。神戸大は平山が好投し、1-0で完封勝ちを収めた。【10月13日 神戸大学NEWS NET=UNN】
神戸大は今日の試合までに7勝2敗1分けの2位と、優勝するためには奈良大に負けられない。その大事な初戦、神戸大は先発にエース平山を投入。一回表、平山は2番村上に死球を与えるも、後続を落ち着いて処理する。一方、打線の方は毎回先頭打者を塁に出し、得点圏に走者を送るもあと1本がでず先制点が奪えない。
その緊迫した雰囲気を崩したのは神戸大。二死二塁の場面で4番山口が三塁に打球を転がす。その打球を相手三塁手が補球し一塁に送球、しかし高めに浮いた球を一塁手が後逸し、その隙に二塁走者が帰塁し先制。その後も平山がきっちりと抑え、1-0で完封で勝利した。
完封勝利を決めた投手平山。今日の調子については「いつも通り」と強気な発言。その平山の今日の自慢のピッチングは五回表、二死一、三塁の場面で、1番阿部を1球ボールを交えて三振に打ちとったところ。「(相手打者は)直球を意識していたので、変化球が決まれば、ストライクがとれた」と今日の試合を振り返る。また約100球で試合終了と球数も少なかった。それについては「(緊迫した試合だったので)体力的なものよりも、精神的に疲れた」と答えた。
今日のチャンスになかなか安打がでなかった神戸大打線。しかし高田監督は「得点できなくても大振りしにいくことなく、自分達のスタイルを貫けた」と根気強さを評価。木口主将も同意見で「チームの雰囲気を保ち、今日のように自分のスタイルを貫ければ」と明日の第2戦に向けて豊富を述べた。
●近畿学生秋季リーグ戦第5節2回戦(南港中央球場・10月13日)
奈良大 000 000 000=0
神戸大 000 010 00×=1
(神戸大1勝)
【奈良大】●大杉-田辺
【神戸大】○平山-久米
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