1部昇格の夢果たす 女子ラクロス

 関西学生女子ラクロスリーグの1部2部入れ替え戦、神戸大(2部総合3位)-大谷女大(1部6位)が11月16日、久宝寺緑地陸上競技場で行われ、神戸大が8-6で勝利。目標の1部昇格を果たした。【11月16日 神戸大学NEWS NET=UNN】

Photo 昨年、2部降格の苦杯をなめた神戸大。今回は1部復帰をかけた試合だけに気合いは十分だったが、開始直後に大谷女大MD阪口に1点を先制される。しかし、ほぼ全員が攻守に参加する戦術で試合のペースを握った神戸大は、田中、福永のAT2人がフリーシュートなどで着実に得点を重ね、5-2で前半を終了した。
 後半に入っても運動量を落とさなかった神戸大。15分には直前に得点を挙げたAT田中が、ドローからワンプレーでシュートを決め、さらに勢いをつける。結局このリードを守りきり、ATの脚力を活かしたカウンター攻撃で追い上げる大谷女大を8-6で振り切った。

 試合終了の笛が鳴り響くフィールドで、選手たちは肩を抱きあい勝利に酔った。「ほんと、とりあえず嬉しい」(田中主将)。リーグ全敗での2部降格から一年、選手たちの表情に1部復帰のよろこびがはじけた。
 田中主将が「技術よりもなによりも、今年のチームは一つになれた」という今季。部員たちは皆、バンダナとマニキュアをスクールカラーのオレンジ色に統一し、試合に臨んだ。今回の試合も全員で攻め、守るというスタイルを貫き、「(終盤はみんな疲れてたけど、)壊れるまで走ろうと声を掛け合った」と田中主将。
 また、女子ラクロス部4回生6人にとっては引退試合ともなったこの試合。「4年間分の頑張りをぶつけた」と田中主将は晴れやかな表情を見せた。後輩たちには「1部はレベルも違うけど、自信をもってやって」とエールを送る。
 今年の目標をきっちり果たした彼女たち。来年は1部リーグにオレンジ色の夢を託す。



●関西学生女子ラクロスリーグ1部2部入れ替え戦(11月16日・久宝寺緑地陸上競技場)

神戸大 8 5-2 6 大谷女大
(1部昇格)3-4  (2部降格)
【神戸大】田中4、福永3、岸
【大谷女大】阪口4、屋舗

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