全国的な新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、神戸大生協全店舗では２、３週間前からマスク・消毒液の品薄状態が続いている。現在再入荷の明確な見通しは立っていない。＜渡邊志保＞

（マスク、除菌商品が品切れした神戸大生協の国際文化学店 2020年3月3日午前11時ごろ　国際文化学部店で)

　神戸大生協によると、この品薄状態は２、３週間前から続いており、現在は発注しても商品が入ってこない状態。２週間前に一度だけ入ってきたがその時もすぐに品切れ状態になり、それ以来再入荷やそのめども立っていない。同様の状態がマスクのみならず除菌スプレーや除菌ウエットティッシュでも続いている。

　神戸大生協国際文化学部店では先週の木曜日、金曜日にかけてマスクを発注したもののいまだに入荷していない。通常、生協の商品入荷は毎週火曜日か金曜日だが、マスクなど品切れになっている商品に関しては入荷日が不明だ。国際文化学部店の天野郁子さんは「数週間前までは町の薬局ほど品薄ではなかったが、今では発注しても全く入ってこない。新型コロナウイルスの影響で大学に来る学生数が減り、生協利用者も減少している。」とコメントした。

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