神戸大学生協は6月2日より、4月から発達科学部食堂と工学部喫茶エコールで始められていた後レジ方式やバイキング方式の修正を行なう。料金設定については、肉系の料理を従量制からはずす予定だ。【5月29日 神戸大学NEWS NET=UNN】
発達科学部食堂では4月から、バイキング方式を導入した。それ以前の食券方式では料理を選択する幅が限られており、学生の不満が高かったことを受けて導入したバイキング方式は、選んだ品の重さによって値段が決まる従量制。しかし、5月に取ったアンケートの結果、従量制は肉系の品では割高になるという問題が明らかに。
これを受けて発達科学部食堂では6月2日から、肉系は一皿ごとに取り分けた「皿いくら」の料金に変え、サラダや惣菜についても、1グラム1・36円を1円~1・2円に引き下げるなど、一部業態を変更。同じく4月から導入した後レジ方式についても、昼間の混雑を解決するため店全体のレイアウトを検討する。
また、工学部エコールでも4月から業態変更をすすめてきた。従来、客からオーダーを聞いて料理を作っていたが、運営効率を上げるためバイキング方式を採用。しかし、5月に取ったアンケートによると、学生はバイキング方式に対して「温かい料理が少なくなった」など不満を感じていることが分かった。
これを受けて神戸大生協は6月2日より、従来のオーダメイド方式もおり混ぜる方針。神戸大生協理事の寺尾善喜さんは「これからも学生の意見を取り入れ、修正を続ける」と話している。
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