定員配分の自由化へ 国立大2次試験で国大協

 国立大学の2次試験について、国立大学協会は6月10日、前期と後期の2回に募集定員を分ける現行の「分離分割」試験制度を、現在の高校1年生が対象となる2006年入試から見直す方針を決めた。【6月10日 UNN】

 国立大学の2次試験は、平成9年度から受験機会の複数化をめざして全ての大学で前期と後期の2回、募集定員の比率をおよそ7対3の割合にわけて試験を行ってきた。
 しかし、国立大学の学長で作る国立大学協会が行った調査によると、半数近くの大学が前期と後期の合格者に学力差があることなどを理由に今の試験制度を見直す要求が出ている。
 このため国立大学協会では10日、都内で開いた総会で、平成18年度から今の2次試験の制度を見直し、各大学の判断で前期と後期の募集定員の比率を自由化、大学によっては2次試験を前期か後期の1回だけにできるかなど検討を始めることになった。
 国立大学協会は今後各大学にアンケートを行うなどして2次試験の制度を具体的にどのように見直すか検討し、今年11月の総会までに結論を出す予定。

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