JR六甲道駅周辺開発で10月17日、ウェルブ六甲道一番街がオープンし、オープニングフェアが同日から19日まで開催されている。18日には神戸大の音楽・ダンス・文科系の各サークルが参加し、地元六甲道を盛り上げた。【10月18日 神戸大学NEWS NET=UNN】
六甲道は1997年の阪神淡路大震災で大きなダメージを受けた地区。その復興を兼ねての再開発が駅周辺でここ数年大規模に行われてきた。そんな中、17日にようやく駅南側西地区(1番街)にこのほど大型スーパーマーケットが出店したウェルブ六甲道一番街がオープンした。
六甲道は震災後、住吉や三宮が新しく発展していく中、開発に遅れをとっていたが、今回のこのオープニングフェアでできるだけ多くの地域の方々に来てもらい、店鋪をアピールするのが狙い。
オープニングフェアを主催した「六甲道タントの会」副委員長の森元義さんは「六甲道を他の地区にはない個性を持った街にしようと思った」と話す。その狙いは「縦のライン」。六甲道の北にある神戸大、さらには六甲山。そして南の灘浜に広がる神戸製鋼などの工場群。それらを六甲道につなげることだ。その先陣が今回のオープニングフェアだ。駅周辺店鋪だけで開催するのではなく神戸大の学生も参加して開催された。「今後は神大の学生や灘浜の神戸製鋼などもお客さんとして六甲道を訪れてもらうことで街をより盛り上げたい」と森副委員長の夢は広がる。
◎ガーナガーナ熱唱
18日の午後2時からは、1番街南側の特設ステージに神戸大アカペラサークル「ガーナガーナ」の4グループが登場。それぞれの選択した歌を披露した。3番目に登場したグループ「dessert」は2回生1人と1回生5人の6月に結成されたばかりの新人グループ。このオープニングフェアに向けて3か月間、放課後やそれぞれの空き時間をフルに使ってみっちり練習を積んでミニリパートンの「lovin you」など3曲を熱唱した。
バンドマスターのヒメさん(龍谷大・1年)は「今回の参加がグループとしての初めてのライブ。歌い終わってとても気持ち良かった。今後ももっともっと練習して質の高いライブをしていきたい。次は六甲祭(11月8、9日)ですね、頑張ります」と感想を語った。
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