平成16年度神戸大入試の前期日程合格者発表が3月10日、各キャンパスの掲示板で行われた。昨年10月に神戸商船大との統合で新設された海事科学部合格者118人をあわせ、1957人が少し早い春を迎えた。【3月10日 神戸大学NEWS NET=UNN】
今年の合格発表日は、カラリとした好天気。発表前、六甲台キャンパスでは応援団による恒例のエールが行われ、青空にオレンジの団旗がたなびいた。
午前10時、合格者の受験番号が一斉に張り出される。「受かった」「よし、おめでとう」。受験生の快哉(かいさい)に、アメフット部、ボート部員らの胴上げ部隊が詰め寄せる。合格発表の会場では今年も笑顔の合格者たちが宙に舞い、果ては同伴の友人たちがクラッカーで「祝砲」をあげる場面も見られた。
法学部に合格した杉谷茉悠さんは、吉報片手に携帯電話で次々と友人に報告。「発表を見て飛び上がりそうになって、気づいたら叫んでた」と喜びを隠せない様子だった。
「(大学に向かう)バスの中では不安で死にそうだった」という男子受験生は経済学部に合格。期待していた胴上げも体験し、「これからは一人暮らしが楽しみ」と新生活に期待を込めていた。
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