春季アメリカンフットボール部の試合が4月24日の大市大戦から始まる。昨季の主力の多くが卒業してしまったレイバンズは1人1人の力を結集させ、チームワークで勝利を目指す。【4月23日 神戸大学NEWS NET=UNN】
RB大崎やLB岩田、肥田ら昨季の主力が卒業してしまい、戦力ダウンが否めないレイバンズ。オフェンスリーダーQB江端が「まだまだ全員が下手。うまくならないとやばい」と話せば、自身がけがのため明日の試合に出場できないディフェンスリーダーLB奥野も「下級生だけだし、LBは厳しい」と不安をのぞかせる。
主力が卒業し、スターターがほぼ全員入れ替わるという状況は2年前と酷似している。しかし、2年前のチームは秋季リーグで近大を破るなど下馬評を覆す試合を見せた。要因は若手の成長。今年のレイバンズの飛躍にも、それが不可欠だ。
注目はDL金園(3年)、RB中桐(3年)、中井(2年)ら。特にDL金園は奥野が「誰よりも速く強くなった。今のDLで一番かも」というほどの成長を見せている。昨年はけがで出場機会に恵まれなかっただけに今季に賭ける思いは強い。また、中桐は統合した神戸商船大から参加した選手。早くもチームになじみ、RB森らとスターター争いを繰り広げている。
「今年は弱い弱いと周りから言われている。実際タレントはいない。だからこそ1人1人が変わらないと」と家入主将。スローガンに掲げた「self revolution」には「1人1人が変わればチーム全体も変わる」との思いを込めた。昨秋の入替戦出場という屈辱を晴らすため、レイバンズの戦いが始まる。(記者=中島仁志、武井礼美)
●アメリカンフットボール部レイバンズ春季試合日程(4月24日~5月30日・長居球技場ほか)
▽4月24日 午後2時~
対大市大・国文グラウンド
▽5月3日 午前11時30分~
対横国大・大井第2球技場
▽5月3日 時間未定
対関大・長居球技場
▽5月30日 時間未定
対アズワンブラックイーグルス(社会人)・国文グラウンド
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