硬式野球5日に開幕 春季リーグ展望

 硬式野球の近畿学生野球春季リーグ戦が4月5日、大阪南港野球場で開幕する。神戸 大は第1節で昨年秋季リーグ2位の奈良産大、続く第2節では秋季リーグ優勝の阪南大 と対戦。優勝をねらう神戸大は、強豪との序盤戦を制して勢いに乗りたい。【4月2日  神戸大NEWS NET=UNN】

 3月に行われたオープン戦では9勝2敗と負けが込んでいるが、1点差の接戦で負けて いる試合が多く、立命や龍谷など強豪との対戦でもピッチャーが苦しいときに打線の 踏ん張りが見られるなど「内容は悪くない」と小野主将(発達・4年)は話す。
 接戦を制するための課題は守備の徹底。「打線は個人の好・不調に左右されるが、 守りは一人一人が責任感を持つことで変えられる」(小野主将)と、まずは守備で流 れをつかみ、チーム課題である「1試合で(失点)3点以内、(得点)3点以上」で勝 利を目指す。
 投手陣では宮原、横田など昨年4年生の3人が抜け、当初は不安もあった様子。しか し、昨年怪我で出場機会のなかった期待の2年生斎藤(発達)の復帰など、人数も十 分に確保された。「ピッチャーが踏ん張れば勝機が見える」(小野主将)と、エース 中村(経済・4年)を中心とした投手陣の活躍を期待したい。
 攻撃面では、これまで個人でしか行ってこなかった配球の勉強を、学生コーチ梶谷 (農・3年)を中心に部員全員で行ったり、相手チームのオープン戦を偵察に行くな ど今年から新たな試みも始めた。試合前にはビデオで相手ピッチャーの研究もして、 万全の体制でリーグ戦に臨む。

 近畿学生野球春季リーグ戦は4月5日、南港中央野球場で開幕する。神戸大は第2試 合(午後12時半開始)に昨年秋季リーグ2位の奈良産大と対戦する。「(神戸大に) 勢いをつけたらどこのチームも怖がるチーム」(小野主将)と、初戦の奈良産大に 勝って勢いをつけ、優勝をねらう。(記者=武井礼美)

●近畿学生野球春季リーグ戦神戸大日程
▽第1節
4月5日 奈良産大-神戸大 南港中央野球場 12:30~
4月7日 神戸大-奈良産大 南港中央野球場 10:00~
▽第2節
4月15日 阪南大-神戸大 舞洲スタジアム 10:00~
4月16日 神戸大-阪南大 舞洲スタジアム 12:30~
▽第3節
4月23日 神戸大-大阪市大 舞洲スタジアム 10:00~
4月25日 大阪市大-神戸大 舞洲スタジアム 12:30~
▽第4節
5月2日 大阪教育大-神戸大 万国博球技場 10:00~
5月6日 神戸大-大阪教育大 万国博球技場 12:30~
▽第5節 
5月11日 和歌山大-神戸大 南港中央野球場 12:30~
5月13日 神戸大-和歌山大 南港中央野球場 10:00~

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