神戸新聞が9月3日に伝えたところによると、神戸大は9月2日までに経営学部夜間主コースの募集を来年度から停止することを決定した。一方、大学院経営学研究科の専門職学位課程の定員を増やし、社会人教育の充実化を図る。【9月3日 神戸大NEWS NET=UNN】
夜間主コース廃止の背景には国立大の独立行政法人化がある。法人化で大学の自主的な運営努力が必要となったこと、大学側の裁量が広がったことが決め手となり、数年前から検討されていた廃止案の施行に至った。
経営学部夜間主コースは1947年に勤労学生を対象として設置された。近年は定職を持たない学生が増えたため、同学部夜間主コースは私立大の併願先として定着していた。ここ数年は、1学年20人のうち勤労学生は1、2人。大学は経済学部夜間主コースについても、あり方を検討中としている。
関西の国立大で夜間部があるのは神戸大と和歌山大、大阪外大、京都工繊大の4大学。
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