医学部大倉山祭 五つの「ゆう」を満喫

 神戸大医学部医学科(楠キャンパス)の「大倉山祭」が10月30日、大倉山公園噴水広場(神戸市中央区)で開催された。会場にはクラブごとに出店した模擬店が軒を連ねたほか、献血車が献血を呼びかけた。【10月30日 神戸大NEWS NET=UNN】

Photo 今年のテーマは『遊・友・結・勇・優』の五つの「ゆう」。『遊』は遊ぶ、『友』は友情、『結』は結束、『勇』は思い切りが良く力強い、『優』は優しさ。大倉山祭を通してこの五つを実感してほしいという考えが込められている。「インパクトの強い(ひとつの)テーマではなく、模擬店やステージなど全体に一体感をもたせたかった」と実行委員会委員長の岩崎比呂至さん(医学科・3年)は語った。
 アジアンとブラックマヨネーズによるお笑いライブで始まった大倉山祭。「どっちの看板娘ショー」ではクラブ看板娘が登場。ダンスなどのパフォーマンスと模擬店の商品を披露。見事優勝したのはスキー部だった。 続く「For Lovers」では、彼氏が彼女のつくったおにぎりを当てるクイズなどが行われた。

Photo 従来大倉山祭の実行委員は4年生が務め、そのためメンバーは毎年一新されてきた。しかし昨年からは3年生が担当。今年は3年生を中心とし、2年生も加わるという構成になった。来年は4、3、2年の3学年で行う予定という。
 こうした流れのなか、去年のテーマ「健康系」を引き継ごうとの考えから生まれたのが実行委員会ブースで行われた「酢☆BAR」。メニューはバナナ酢ミルクやブドウ酢ソーダなど6種類。最近話題の酢を「どう健康にいいのか」医学的に説明しているのは医学部ならでは。メンバーは2ヶ月ほどまえから自宅に集まり、試行錯誤を繰り返した。「分量の調整が苦労した」と話すのは辻祐木生さん(医学科・3年)。お客さんの反応は「最初は抵抗があるようだが、飲んでもらうと好評だった」という。
 フィナーレでは全員でクラッカーを鳴らし、2005年度大倉山祭は幕を閉じた。?



【写真中】会場内を売り歩くハンドボール部の模擬店。

【写真下】医学部ベストカップル決定戦”FOR LOVERS”。恋人をかかえて走る参加者(いずれも10月30日・中央区の大倉山公園噴水広場で 撮影=笹川和彦)?

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