「言葉に自信を」 はちの巣卒業公演

 神戸大はちの巣座の卒業公演「真夏の夜の夢」が1月14、15日の二日間六甲台講堂で行われた。今回の公演で第21期生部長の藤井瞳さんは引退。会場には花束やプレゼントをもった観客が詰めかけた。【1月15日 神戸大NEWS NET=UNN】

Photo 富士の麓の「知られざる森」へ迷い込んだ2組のカップルを中心に話は進む。
この舞台のキーワードとなるのは「コトバ」。人が日頃思っていても口に出さない「飲み込んだコトバ」を、悪魔メフィストが拾い現実に。そして4人は互いに憎しみあっていくー。
 セリフのなかにも「この森のSummer(様)」「森の精、気のせい」など言葉遊びが多く盛り込まれた。会場から笑いの絶えないコメディー中心となっているが、『人が呑み込んだコトバはゴミばかりではない』ことを考えさせられる。
演出のはいどろげん☆さん(発達・3年)は「自分の言葉に自信を持ってほしい」という。2回目の演出担当。「『コトバ足らず』な自分をみんなの力に助けてもらった」を振り返る。最後の舞台となる4年生には楽しんでもらえるようにしたという。
 4年生唯一の部員だった第21期生部長の藤井瞳さん(理・4年)。
最初のころは部員が少なく毎日がいっぱいいっぱいだったが、一昨年ごろから部員が増え始めたという。ただ変わらないのは「一人一人が一生懸命」なこと。 後輩に向けては「お客さんを楽しませる気持ちをもって、さらに良いものを創ってほしい」と語った。
 公演後、ロビーでスタッフたちと話す藤井さんの笑顔には達成感が満ちあふれていた。

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