新歓フェスラクロス戦 新入生200人が観戦

 新入生歓迎スポーツフェスティバルが4月16日、王子スタジアムで行われた。アメフット部と男子・女子ラクロス部が共催し、甲南大と対戦する新歓イベントは今年で2年目。バックスタンドでは200人以上の新入生が競技観戦を楽しんだ。【4月16日 神戸大NEWS NET=UNN】

Photo 午前10時15分からの第一試合は女子ラクロス。
 前半2分、MF大西佑佳が先制点を決めると、一方的な神戸大のペースとなり5-1と点差を広げた。しかし、前半終了間際から甲南大のシュートが決まり始め、5-3で折り返した。
 その後も甲南大の流れを止めることができず、後半11分に同点に追いつかれた。神戸大はタイムアウトをとったものの、12分には5-6と逆転を許してしまう。14分にMF大西が再びゲームを振り出しに戻したが、終了間際に勝ち越しを許し、6-7で試合終了。一年生の前で白星を飾ることができなかった。
 女子ラクロス部の岩松主将(工・4年)は「(自分たちの)ミスが多く、(相手の)点につながってしまった」と話す。後半ではチャンスを有効に生かせなかったと振り返った上で「(今後は)パスキャッチなど、基礎を丁寧にしていきたい」と語った。

Photo 一方、男子ラクロスの試合は快勝した。
 前半は両チーム決定力を欠き、こう着状態が続いた。しかし前半17分、DF安田が独走し先制点。その後の流れを引き寄せた。
 後半は一方的な神戸大ペースとなった。神戸大は一点を返されたものの、攻撃の手を緩めず、さらに点差を広げ、5-1で試合を終えた。
 「若いチームだがよくまとまっていたと思う」と話したのは男子ラクロス部の福原主将(経営・4年)。チームの勝利が新入生の心に届けばと、新歓フェスティバルのアピール効果を期待した。
 昨年度の春季リーグで一部復帰を果たした男子ラクロス部。リーグ戦に向けた展望について、前田ヘッドコーチは「一部には強敵が多いので、早いうちにチーム状態をピークにもっていきたい」と抱負を語った。


【写真】1点を決め、3-0と試合の流れを引き寄せたAT中島。(4月16日・王子スタジアムで 撮影=森田篤)

●新入生歓迎スポーツフェスティバル(4月16日・王子スタジアム)
▽第一試合(女子ラクロス)
神戸大 6 5-3 7 甲南大
      1-4

【神戸大】岩松、大西佑佳2、小谷、水間、森本

▽第ニ試合(男子ラクロス)
 神戸大 1 4=5
 甲南大 0 1=1

【神戸大】安田、中島、林、又吉、山下

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