神戸大自由劇場の六月公演『ある日、ぼくらは夢の中で出会う』が、6月16日から19日にかけて六甲台講堂で行われている。3日目を迎えた18日は多くの観客が訪れ、会場はほぼ満席になった。【6月18日 神戸大NEWS NET=UNN】
今回の公演は舞台と客席が近い小さな会場で行われた。出演者4人は自由劇場の看板役者で、フィクションと現実についてがテーマ。出演者がそれぞれ刑事と犯人を見事に演じ分けていた。演技力があり、笑いをとりつつも考えさせられる場面も多く、最後は不思議な感覚を覚えさせる内容で観客を魅了した。演出を担当した部長の大草俊人さん(経営・3年)は、今日の公演を終えて「早かった」と振り返った。準備が6週間と短かったが、「お客さんに好評でよかった」と満足そうに話した。
自由劇場に知り合いがいたので訪れたという観客は、「すばらしいと思いました」と感動した様子を見せた。また今回の舞台形式に関しては「臨場感があってよかった」という声もあった。舞台監督を務めた三宅由香里さん(経済・3年)は「新入生が24人も入って大人数だったけど、まとまっていい公演になっている」と話す。今年の六月公演は明日で千秋楽を迎える。次回は9月に新人公演が予定されている。
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