1年で1部リーグ復帰 アイスホッケー部

 関西学生アイスホッケーリーグ1部入れ替え戦が11月26日、関西大学アイスアリーナであった。今季2部リーグ2位の 神戸大は大阪市大(1部リーグ7位)と対戦。神戸大は4-1で勝利し、1年で1部復帰を果たした。【11月26日 神戸大NEWS NET=UNN】

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 大阪市大は昨年度の入れ替え戦で一点差で敗れ、神戸大の2部降格が決まった相手。今年は逆立場ので対戦となった。
 1部復帰を目標に1年間戦ってきた神戸大。「最高のプレーをしようと臨んだ」(森島主将)入れ替え戦だったが、序盤パスがつながらないなど、課題となっていた立ち上がりの悪さが露呈してしまう。第1Pは両チームチャンスらしいチャンスを作れないまま終える。
しかし、ここからが走れるチームをつくってきた神戸大の正念場。第2Pからは選手の動きがよくなり、再三相手のパックを奪いチャンスを作る。そして#23穴場が右サイドの角度の無いところから放ったシュートは、GKの脇を抜けゴールネットに突き刺さり先制。第2Pは、その後も鋭いシュートを放ち、相手陣でパスを回すなど、落ち着きが出てきた。
 第3P1分、ペナルティーシュートを獲得し追加点のビックチャンス。しかしこれを#23穴場が外してしまう。それでも試合は、体力に勝る神戸大のペース。4分、#10大橋がカウンターから一人で持ち込みゴール。欲しかった追加点が入る。直後の6分、再び#10大橋が右から中央へ切り込み、1部復帰をぐっと近づける3点目をあげる。この時間、足が止まりだした大阪市大の攻撃に厚みがなくなり、神戸大は一人少ないキルプレー時でも劣勢に立たされることはなかった。試合終了間際、#6森島主将が「リーグを通じて初ゴールだったので、うれしかった」と話すダメ押しを決め、4-0。
 試合終了とともに、ベンチから控え選手らが飛び出し神戸大メンバーは歓喜の渦に包まれた。試合後、リンクサイドで監督、主将らが次々と胴上げ。日野監督は「最後で、最高の試合ができた」と満面の笑みを浮かべた。
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 今季2部リーグでは初戦を引き分け、その後も接戦を繰り返すも入れ替え戦に出場。入れ替え戦では、2・3ピリオドと尻上がりに動きがよくなる展開。それらは監督の「神戸は試合でもリーグを通じてもスロースター。選手は試合ごとにうまくなった」という言葉にあらわれている。
 来季、神戸大は再び1部リーグに戻り、関大や立命など強豪と対決する。(記者=大野将寛)

●関西学生アイスホッケーリーグ1部入れ替え戦(11月26日・関西大学アイスアリーナ)
大阪市大 0 0 0=0
神戸大  0 1 3=4


【写真下】「1(部)」のポーズで記念撮影する神戸大アイスホッケー部員(いずれも11月26日・関西大学アイスアリーナで 撮影=大野将寛)

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