昼休み、学生会館第3集会室で「Christmas Concert」が開かれた。主催は神戸大学韓国人留学生会。韓国から駆けつけたゴスペルシンガーの李知勲(イ=ジフン)さんがクリスマスソングを熱唱し、観客らはその歌声に酔いしれた。【11月30日 神戸大NEWS NET=UNN】
「皆、クリスマスが来たらなぜ喜ぶのか。誰のためにクリスマスを祝うのかを伝えたかった」。李さんは『聖この夜』など日本でお馴染みのクリスマスソング数曲を披露。コンサートには多くの観客が集まった。会場で配られた韓国料理のチヂミを片手に、李さんの歌声にあわせて一緒に口ずさむ人も。
「今回、私は日本が初めてですが、(観客の男性は)ものすごく男前で(女性は)きれいです。きれいな皆さんを前にしてもっと歌いたいという気持ちが強くなりました」と李さん。最後の曲となった『愛されるために生まれた人』を歌い終え、観客に向かい一言。「皆さん心から愛します」。この日のために練習してきたと話す日本語で丁寧に感謝を告げた。
コンサート終了後、李さんは観客と記念撮影をするなど少し早いクリスマスを祝った。日本における最近の「韓流ブーム」について李さんは「自分にとってもうれしいこと。韓国の文化がもっと世界的に知ってもらえたら」という。大阪や京都の大学も巡っているそうだが、「神大の方が反応がよくてうれしい」と話した。
早くからコンサート会場で待っていた女子学生(国文・1年)は「いい声してました」と笑顔だった。?
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