神戸大マンドリンクラブの第51回定期演奏会が12月23日、西宮市民会館アミティホールで開催された。マンドリンやギターなどの5種類の弦楽器と打楽器で、部員94人による迫力ある合奏を披露した。【12月23日 神戸大NEWS NET=UNN】
舞台は3部構成で、一部では「プロヴァンス風序曲」など3曲が演奏された。二部は「組曲エジプトの幻影」の演奏から始まった。3つの楽章からなるこの曲は、躍動感あふれる中に時には繊細さも見られ、マンドリンの様々な表情を見せる。その劇的な変化で、観客を楽しませた。三部では、4年生は赤いコサージュをつけて舞台に立った。この演奏会で4年生は引退となる。「シンフォニア」、「星空のコンチェルト」が披露され、情熱的な演奏に観客は魅了された。
アンコールは、毎年演奏されるという「はるかな友に」。曲の途中から、光の演出と部員たちの歌声が加わる。盛大な拍手に包まれて、演奏会は幕を閉じた。
舞台を終えて、部長の澤田昂さん(工・3年)は「爽快な気分。練習の成果を舞台で発揮できる。気持ちがいい」と満足そうな表情を見せた。(記者=上村絵里)
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