新入生歓迎スポーツフェスティバルが王子スタジアムで行われた。アメフット戦で、神戸大レイバンズは甲南大レッドギャングと対戦。QB大原(経済・3年)がチームを牽引し、38-26で勝利した。【4月15日 神戸大NEWS NET=UNN】
今年からレイバンズの正QBとして期待がかかるQB大原。「すごいプレッシャーがあった」(大原)。試合序盤はオフェンス陣の連携が上手くいかなかった。パスを思うように通せず、ラン中心の攻めを見せる。 だが、徐々にパスが成功しはじめ、同点で迎えた第2Q、8分。自陣33ヤードから、QB大原がWR大園(発達・2年)へパス。敵陣40ヤード付近でパスをキャッチしたWR大園はエンドゾーンを目指し、ぐんぐん加速。瞬く間にレッドギャングのディフェンス陣を置き去りにし、勝ち越しのTD。9分にはQB大原が自らボールを持って左オープンを駆け抜け、18ヤードTDランを決める。QB大原はその後も、2本のTDパスを演出し、第4Qで途中交代。「走れるし、しっかり放れるQB」(安井ヘッドコーチ)の真骨頂を多くの新入生の前で見せつけ、神戸大を勝利へ導いた。
「大原はよかった。彼にはすごく期待している」と安井ヘッドコーチ。昨年から練習をともに行ってきたWR大園をはじめ、チーム内からの信頼は厚い。それでも、「もっと信頼され、周りを引っ張っていけるようになりたい」とQB大原。今年、レイバンズの浮沈はこの新しい司令塔にかかっている。
●新入生歓迎スポーツフェスティバル(4月15日・王子スタジアム)
神戸大 7 21 3 7=38
甲南大 0 7 6 13=26
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