プリンスボウル招待試合が6月23日、王子スタジアムで行われた。神戸大は関学と対戦するも、後半に突き放されてしまい、10-56で敗れた。【6月23日 神戸大NEWS NET=UNN】
関学は昨年秋、リーグ戦で敗れた相手。この試合はその雪辱戦となった。
試合開始直後、神戸大はラン攻撃を続け、関学と互角に試合を進める。しかし第1Q8分に先制のTDを許してしまう。その直後にも、関学のWR榊原に68ヤードリターンTDを決められ、0-14とリードされる。しかし、第2Qで神戸大は反撃に出る。まず、K清水(経営・4年)が29ヤードFGを決め、前半終了間際には、QB大原(経済・3年)からWR大園(発達・2年)へのパスが通り、ついにTD。「負けてたけど、いい感じだった」と大原。前半終了時点で、10-21と後半に望みを残した。
しかし後半に入り、状況は一変。第3Qに入って、神戸大はラン攻撃で相手陣に攻め込み、チャンスを作る。しかし、QB大原の投げたパスがインターセプトされてしまう。そのままディフェンスが押され、7分には再びTD。第4Qになると、関学はディフェンスの隙を突き、3本のTDを決め、その実力を見せつける。また後半には、オフェンスにミスが目立ち始める。「相手ディフェンスのプレッシャーがきつくなった」(大原)ために、WR大園へのパスは立て続けに失敗し、得点できる場面でチャンスをことごとく逃してしまう。結局、神戸大は後半、全く得点できずに10-56で関学に完敗した。
試合後、唯一のTDを決めた大園は「後半はリズムが崩れたけど、(関学は)勝てないチームじゃない。強い相手と当たることで自分達の実力を知れたし、楽しかった」と話した。また大原も「(この試合で関学の)個人の能力はつかめた。秋にはいい勝負ができる」と自信を見せた。
●プリンスボウル招待試合(6月23日・王子スタジアム)
神戸大 14 7 14 20=55
関 学 0 10 0 0=10
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