「足湯活動続けたい」 震災救援隊が街頭募金

ボランティアサークルの神戸大学学生震災救援隊が8月3日にJR六甲道駅前で、新潟県中越沖地震の避難所で行っている足湯活動への協力を求める街頭募金を行った。【8月3日 神戸大NEWS NET=UNN】

 神戸大学学生震災救援隊は、阪大や新潟県の長岡技術科学大などのボランティアサークルと連携して「中越・KOBE足湯隊」を結成。これまでに、能登半島地震の避難所などで足湯ボランティアを行ってきた。先月16日に発生した新潟県中越沖地震の被災地である刈羽村の避難所でも、20日と21日に活動を行っている。

 学生震災救援隊の頼政良太さん(理・1年)は「足湯を行い、被災者にホっとできるひとときを提供するとともに、そこで聞くことのできる被災者のつぶやきを復興に生かしていけたら」と話す。現在でも中越沖地震の被災地では、長引く避難所生活によるストレスや不安を抱えた被災者が多いという。

 足湯隊は今月の4日と5日にも、刈羽村でボランティアをする予定だ。学生震災救援隊は「これからも活動を続けていきたい」としているが、活動資金が不足しているのも現状だという。「1回だけで終わるんじゃ意味がない」と頼政さん。この日、学生震災救援隊のメンバー8人が、JR六甲道駅前で声を張り上げて街頭募金を呼びかけた。

「僕たちは神戸大学の学生です。新潟県中越沖地震の被災者救援を行っていまーす」。
「私たちの活動(足湯活動)にご理解のうえ、温かいご支援とご協力をお願いしまーす」。

8人の声に、子どもから高齢者まで多くの人が足を止め、お金を寄せていた。募金は郵便振込みでも行っており、口座番号は 01180-6-68556、口座名は被災地NGO恊働センター。ただし、通信欄に「中越沖」と銘記。集まった募金は、今後の足湯活動に役立てられる。


●「中越・KOBE足湯隊」
▽参加団体:神戸大学学生震災救援隊、神戸大学総合ボランティアセンター、CODE学生ボランティアグループ、神戸市外国語大学学生有志、大阪大学fromHUS、神戸学院大学ボランティア活動基金(VAF)、長岡技術科学大学VOLTofNUTS
▽協  力:被災地NGO恊働センター、日本災害救援ボランティアネットワーク(NVNAD)、中越復興市民会議

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