関西フットサルリーグ2007第7節、神戸大フォルサ-funf beinが9月24日に滋賀県立体育館で行われた。フォルサは1-4で敗れ、8位に順位を落とした(第7節終了現在)。【9月29日 神戸大 NEWS NET=UNN】
今節のフォルサの相手は第6節終了時点で3位につけていたfunf bein。上位進出を 目指すフォルサにとっては、上位チームとの間に決定的な差があることを痛感させら れるゲームとなった。「圧倒的な差は無かった。でも完敗だった」、試合後の赤本主 将(経済・3年)の言葉が、フォルサに足りないものを表していた。
先制したのはフォルサだった。前半8分、右サイドからの折り返しをP赤本がスライ ディングボレーで合わせてネットを揺らした。この時間帯、フォルサは完全に試合の 流れを掴んでいた。攻撃陣は走り回って相手ゴールを脅かし、守備の要、B田代(経 営・3年)が怪我で戦線離脱した守備陣も、守護神G井上(経済・4年)の気迫溢れる セービングなどで、粘り強く守り続けた。そんな中で手に入れた待望の先制点で、 フォルサは相手に畳み掛ける、はずだった。
しかし追加点が奪えない。相手陣内で得たセットプレーも生かしきれない。焦りがミ スを誘い、ミスが焦りを生み出す。そうしてフォルサは、上位チーム相手に一度は掴 んだ「試合の流れ」を完全に逃してしまうことになる。ついに前半18分、セットプ レーから失点し、前半終了までにリードすら失ってしまった。前半の頭から飛ばした ため、後半は完全に足が止まってしまったフォルサ。後半開始早々に逆転を許すと、 守備ラインはずるずると後退。後半11分、19分にも失点し、終わってみれば4失点と いう完敗だった。
「向こうのペースで試合を展開された。1点を取って流れを引き寄せたかったが …」(赤本主将)。上位陣との間にある大きな差とはすなわち、「掴んだ試合の流れ に乗り切れるか否か」である。次節は12月1日、F.C.DREAM戦。二ヶ月間あるオフシー ズンで、果たしてフォルサはどこまでその差を埋められるか。
●関西フットサルリーグ2007第7節(9月23日・滋賀県立体育館)
神戸大フォルサ 1 1-1 4 funf bein
0-3
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