関西学生ラクロスリーグ第5戦、神戸大-京大が9月29日、京都工維大で行われた。神戸大は昨年優勝の京大に7-15で大敗。次戦・佛教大との試合に勝たなければ、入れ替え戦出場の可能性もでてきた。【9月29日 神戸大NEWS NET=UNN】
王者の壁は厚かった。7月1日の神京戦での敗北から約3ヶ月。今年2度目の挑戦も、リベンジはならなかった。
京大に対して意地があった。「因縁なんで。僕が入った年から1回も勝ったことがないから気合がのっていた」(鳥井主将)。だが、神戸大はパスミスが目立った。京大の速攻についていけず、失点を重ねていった。得点しても、すぐにゴールを襲われる。前半だけで8点の差をつけられた。
唯一光ったのは第3Qだった。「開き直ったら強いんですが」(鳥井主将)。AT田中のゴールなどで3点を奪取。それでも、第4Qに再び突き放され、神戸大は力尽きた。
これで、リーグ戦の通算成績は1勝3敗1分となった。残りは2試合を残すのみだ。次戦・佛教大戦に勝たなければ、入れ替え戦出場の可能性が高くなる。「両方勝たないと。入れ替え戦なんてありえないですよ」。鳥井主将もショックを隠せない。
「2試合、良い状態に仕上げて、がっつり倒して終わりたい」(鳥井主将)。もう負けは許されない。かつて、前人未踏のリーグ戦5連覇を成し遂げたこともあるラクロスの名門が窮地に立たされた。
●関西学生ラクロスリーグ第5戦(9月29日・京都工維大)
神戸大 1 1 3 2=7
京 大 6 4 1 4=15
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