神戸大馬術部が子どもらに乗馬体験などを提供する「がんばれ神戸っ子」が11月25日、神戸大馬場で行われた。【11月26日 神戸大NEWS NET=UNN】
阪神・淡路大震災遺児の支援を目的に生まれたこの企画。当時の遺児らの大半が成人している為、現在では神戸市を中心とする子どもらを馬場に招待して開催されている。
乗馬体験の他に、馬への餌やり、移動動物園「エデン牧場」と協力して小動物とのふれあいコーナーの設置が行われた。
午前には、あしなが育英会に所属する交通遺児ら約30人が来場。今企画が今年で10回目を迎えるということもあり、記念として遺児らは馬のネームプレートを作成、馬術部に贈った。乗馬を体験した、明石市から来た小学5年生の奥村摩耶さんは「今日で(今企画に参加したのは)2回目。馬に乗ることが好きです」と笑顔。
午後からは、神戸市の小学生らを招待して乗馬体験を実施した。
馬術部の瀬田聡美さん(農・2年)は「時々、子どもさんが馬場に来ることはあるけれど、大勢でこのように来ることはない。地域に貢献することで、地域を盛り上げていきたい」と話した。
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