同志社に快勝 アメフ、関西学生大会

アメリカンフットボールの関西学生大会、神戸大-同志社が5月17日にエキスポフラッシュフィールドで行われた。神戸大はRB小椋(海事・3年)が2本のTDランを決めるなど、44-14で大勝した。【5月17日 神戸大NEWS NET=UNN】
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 パワー派ランナーが真骨頂を見せた。「OLのブロックが良くて、気持ちよく走らせてもらった」。7点を追う第1Q中盤。小椋は中央の密集を突き、TD。さらに、2点をリードした第2Q中盤にも再び中央を突き、TD。完全に流れを引き寄せた。

 小椋は、「走っても走っても、タフなので」と安井ヘッドコーチも認める今年のエースRBだ。40ヤード走は5.0秒で、チームのRBでは5人のうち下から2番目のタイム。決して俊足とはいえないが、持ち前の肉体的な強さで結果を出し続けている。

 これで、春は立命戦以外の3試合で全てTDを決めたことになった。だが、「空いてるところを走っただけ。OLのおかげであって僕の力ではない」と謙遜する。

Photo 昨年のリーグ戦には悔いが残った。スターターで起用され続けたが、TDは1本だけ。「僕の力不足で負けた」と悔しさをにじませる。それだけに、今年こそチーム躍進の原動力になりたいという気持ちが強い。

 昨年のリーグ最終戦で勝利はしたものの、3点差まで詰め寄られた同志社に快勝。安井ヘッドコーチは「この点差で勝ったことは評価できる」と笑顔で振り返った。エースWR大園も全治3ヶ月の肋骨骨折から復帰。後半に2本のTDを決めるなど、序所に戦力も整ってきた。あとは、残された春季2試合を突っ走るだけだ。

●関西学生大会(5月17日・エキスポフラッシュフィールド)
神戸大 7 11 7 19=44
同志社 7 0 0 7=14

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