関西の企業の現状を課題とし、解決策や戦略を提案する関西ビジネスケースコンペティション2008(KBCC’08)の開会式が9月7日、六甲台キャンパスのアカデミア館で行われた。式の後には1回目の勉強会も催され、参加者は真剣な表情で課題に取り組んでいた。【9月10日 神戸大NEWS NET=UNN】
関西ビジネスケースコンペティション(以下KBCC)とは、企業が実際に直面した事例を基に課題を設定し、学生らがチームごとに解決策を打ち出すケース分析型ビジネスコンペティションとして、六甲台学生評議会が平成18年から開催している。3回目となる今年は神戸市に本社を置くネスレコンフェクショナリー株式会社が特別協賛企業として参加する。経営学部出身で同社代表取締役社長を務める高岡浩三氏を副審査員長に迎え、優勝者には作成したプランを実際に採用することが発表された。神戸大生18人を含む8大学から12チーム53人が参加し、10月12、19日に行われる本戦・決勝に向けて競い合う。
開会式には約40人の学生が参加。式の後には交流のためのゲームが行われ、参加者、スタッフが入り混じって親交を深めた。併せて行われた第1回目の勉強会では、日清食品株式会社の現状を分析し改善案を作成する課題が出され、参加した学生らは活発な議論を交わした。今回初めてKBCCに参加する経営学部1年の男子学生は「初めてで何話していいのはわからなかったが、始めに勉強会があったおかげで(次のグループワークの話し合いの時に)」とっつきやすかった」と話した。
本戦は10月12日に六甲台キャンパスで一次予選、同19日には二次予選と決勝が大阪府内で行われる予定。
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