お笑い新歓ライブ「Join」 プロ顔負けトークで会場沸かす

 神戸大お笑い研究会Saharaが、4月28日に第10回お笑いライブ「Join」を開催した。7組のコンビ、1つのトリオ、2つのソロが漫才やコント、漫談を披露。大喜利やオリジナル企画もあり、新入生やメンバーの保護者、高校生など約40人の観客が集まった会場を沸かせた。<奥田百合子>

(写真:漫才をするNAKASAKI。2023年4月28日撮影。音楽ホール&ギャラリー里夢で)

 お笑い研究会Saharaが、4月28日に新歓ライブ「Join」を開催した。観客は約40人で、新入生やメンバーの保護者、制服を着た高校生の姿もあった。7組のコンビ、1つのトリオ、2つのソロが漫才やコント、漫談を披露した。前半は陽陰、メロンソーダ本日、田中ソロイスト、空高く、NAKASAKIが出演した。駅伝やナイトプール、心理ゲームなど様々なテーマで笑いをとった。

(写真:漫才をするメロンソーダ本日)

 ライブは2部構成で、途中ではコーナー「しょぼくしていこう」を行い、前半に登壇したメンバーが参加した。これは参加者がテーマに沿って回答し、後半になるにつれて答えを「しょぼくしていく」というゲーム。MCは鳴る子が務めた。それぞれの個性が光るトーク力で観客を多いに沸かせた。テーマの1つであった「半沢直樹が言いそうなこと」では、1つ目の解答は「やられたらやり返す、やり返しだ!」から始まり、終盤では「等倍返しだ!」など「しょぼい言葉」が続々と登場した。

(写真:コーナー「しょぼくしていこう」に挑戦するメンバーたち)

 コーナーが終わり、ライブ後半に登壇したのは、カワクダリ、テーラード、鳴る子、たお、ヒレカーテンの5つ。後半からは会場が温まり、観客の笑い声も大きくなった。コンビのカワクダリは教習所をテーマに漫才をし、ハイテンポな掛け合いを披露した。鳴る子は今回のライブ唯一のコントで、監禁された若者と部屋にいた変わり者の老人に扮した。

 最後は大喜利コーナーで、後半の出演者たちが3分間の制限時間付きで「歴史の教科書に載っていた意味の分からない情報」や「能力値がかなり完璧に近いおばさん」というテーマに挑戦した。

(写真:大喜利に挑むメンバーたち)

 タレント顔負けのトーク力で約40人の観客を沸かせたお笑い研究会。

 ライブを鑑賞した新入生(文・1)は「お笑い研究会にすでに入会している同級生に誘われて観に来ました。カワクダリの教習所の漫才が印象に残っている」と笑った。

 お笑い研究会運営のカイトさん(営・2)は「ライブの作成は、お客さんの目線に立って、いろんなことに気を付けないといけないから苦労した。普段はお金をもらっているので、それ相応の質を提供しなければ、とも思っている。お客さんは暖かくて、演者としてとてもやりやすい。毎回のライブで初出演者がいるが、初めてでも楽しむことができる」と感謝を述べた。

 また、会長を務めるカワクダリの竹内さん(済・3)は「今回のライブはお客さんが40人くらい入ってもらってめっちゃ楽しかった。大喜利とは別のコーナーを初めてやったが、評判も良かった。次回もお客さんがたくさん入ってもらえるように頑張ります」と語った。

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  1. 2023年 5月 14日

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