関西学生アメフットリーグ神戸大-近大が10月10日、エキスポフラッシュフィールドで行われた。第1QにFGで先制した神戸大は、その後も6つのTDで加点。守備陣も近大の反撃を許さず、43-0で今季初勝利を収めた。【10月10日 神戸大NEWS NET=UNN】?
ようやくつかんだ今季初勝利は、攻守がかみ合った完封劇だった。過去3戦とは見違える動きで近大を圧倒した。?
第1Q開始約5分にFGで先制した神戸大は、松村(経済・4年)のTDでさらに突き放した。近大はパスを中心に攻撃を展開するが、神戸大の堅い守備に阻まれミスを連発した。
その後はQB東野(工・3年)のランと東野からWR大園(発達・4年)へのTDパスが決まり、前半終了時で23-0。
第4Qには、CB川口(経済・3年)が公式戦で初めてのTDを決めた。近大がファンブルしたボールを拾い、必死でゴールラインを目指した川口は「ラッキーでした」と照れ笑いを見せた。
試合終了間際にも攻撃の手を緩めない神戸大は、再び東野のランと東野から大園へのTDパスでダメ押し。今季最多となる6つのTDで初勝利を飾った。?
「練習でやってきたことを今日の試合でも出せた」と東野。開幕からの3試合を落としたことに責任を感じていたが、「へこんでばっかりもいられない」と奮起。近大戦に照準を合わせ、練習を重ねた。「このままのテンションで残り3戦しっかりと戦いたい」と完勝にも気を緩めなかった。
安井ヘッドコーチは「(1勝を挙げても)厳しい状況には変わりない。死に物狂いでやるしかない」と入れ替え戦回避に向けて、厳しい表情で先を見据えた。
●関西学生アメフットリーグ第4節(10月10日・エキスポフラッシュフィールド)
近大 0 0 0 0=0
神戸大 9 14 0 20=43
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