身近な国際協力 フェアトレードから見えるもの

フェアトレード活動を行っているPEPUP(NGO団体)によるイベント「“学生×国際協力”~わたしたちがフェアトレードを選ぶ理由~」が12月10日、国際文化学部M202、B205教室で開かれた。ものを買うことで出来る国際協力、フェアトレード。イベントでは学生らが自分たちにできる国際協力について考えを深めた。【12月11日 神戸大NEWS NET=UNN】

 フェアトレードとは途上国の生産者と先進国の消費者の間に、より直接的な関係を作り上げる活動。地主や企業から不当な搾取を受けている生産者から、消費者が直接的に適正な値段で商品を買いつける取り組みだ。

「国際協力は遠すぎてできないのでなく、できることがあると気付いて欲しい」とPEPUPの事務局長、喜多綾乃さん(国文・4年)。
 イベントでは国際協力団体の事務局長などを招いて、ディスカッションが行われた。消費者へ商品が届く仕組みの説明では、様々な業者が介入することで、途上国の生産者への利益配分が不当に低い現状が話された。「色々な分野の話を聞き勉強になった。まだまだ知らないことが多いと感じた」と感心する参加者の三木貴博さん(経済・1年)。
 その後は座談会が開かれ、学生らは消費行動を通してできる国際協力について意見を交わした。

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 イベントの企画を担当した國光智子さん(経済・2年)は「行動するかしないかのでは、差は大きい。フェアトレードは行動の一歩になるのでは」と学生にできる国際協力について提案した。

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