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- 早朝の灯火に黙とう捧ぐ 震災聞き語り調査会
神戸大工学部研究科の学生らで作る震災聞き語り調査会は1月17日、六甲台キャンパス慰霊碑前で5時46分からの1分間、黙とうを行った。【1月18日 神戸大NEWS NET=UNN】
深夜12時から灯し続けた竹灯篭の灯火。それを前に5時46分、聞き語り調査会のメンバーらが手を合わせた。?
聞き語り調査活動を始めてから10年。携わる学生が変わりゆく中で、震災を伝える活動を続けていくことは「難しい局面を迎えている」と工学研究科の北後明彦教授。聞き語りを受けてくれる遺族は年々減少し、記録したデータの公開方法にも苦心している。?
「遺族にうまくアプローチする方法はもっとあると思う」。学生が主体としながらも、教授側にも努力の必要があるという。?
大野泰嗣さん(工・4年)は「この活動が今後続いて行くこと自体が、過去から学ぶということにつながると思う」と活動継続に意欲を見せていた。
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